潔いもの

本日ＵＰした『地球へ…』のイラスト。
あいもかわらずブルーしか描いておりませんが（苦笑）

季節外れの桜イラストとなりました（苦笑）
当初は別のものを使うつもりだったのですが、何となく、何となく途中で「桜、かなぁ……」と思いまして急遽桜を用意いたしました。用意したって言ってもトーン使っただけなので全く苦労しておりません。（←おい）

本当は使う花は桜じゃなくても良かったんです。
繊細で優しいくせに実は力強くて存在感のある花であればなんでも。ただし、条件がありまして、「潔い花」でなければダメだったのです。
散り際が潔い花。それが一番ブルーに合うような気がして。

桜は風が吹けば、それだけで一斉に散ってしまいます。
後には殆ど残らない。ただ地に見たものの心に「生きていた」軌跡を残すのみ。
だから私の中で桜は「潔い花」と位置づけられています。

桜じゃなければ椿でも良い。
これも潔いですよね。だって、散る時は花ごと首からストンと地に落ちますから。
白い雪の上に一つ二つと真っ赤な椿の花が落ちている様は奇麗であり怖くもあります。奇麗過ぎて怖いと言うか。白と赤の対比が凄い。鮮やか過ぎてちょっと痛い。（別のモノを想像してしまうので怖いとも言えますが／苦笑）
でも緑の絨毯（コケの類）の上に落ちているのも奇麗です。白よりは緑の方がまだ優しい。同じ「地に落ちている」はずなのに、白の上よりも落ち着いた感じがします。

――って、何の話をしてるんだ？
えぇっと？？

このイラストですが、来年の春にＴＯＰ画像として使ってるかもしれません（笑）
もし見かけたら「あぁ、ホントに使ったんだ」と笑ってやって下さいませ。