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日々の戯言など
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STAR DRIVERで夢を書くとしたらこんな感じか…と思い立ったもの。
ただし、本人は本編を片手で数えるくらいしか視聴していないので恐ろしいほど矛盾有。
まぁ、自己満足の結晶体だし、それはそれで良いか~と投下してみた。途中まで。




今はもう 遠い遠い昔のお話。


南十字星と呼ばれているこの島は、その昔、王様が治める豊かで穏やかな国でした。
代々の王には必ず一人、巫女姫と呼ばれる力ある者が傍らに控え、神から与えられた類稀なる力を国と民と王の為に使っておりました。
また、この王国には昔から何体もの巨人が住んでおり、国の危機には姿を現し、国を守ると伝えられておりました。

王は良く国を治め、巫女姫は王を導き国を護る。
他国との積極的な交流は殆どありませんでしたが、この二人の庇護の下、王国は繁栄と平穏を永きに渡り築いてきたのです。

巫女姫は20歳になると常に傍らにあった王の伴侶となり、その力を失います。
失われた力はやがて次の王が生まれる頃、時を同じくして生まれた女子に宿り、新たな巫女姫と定められました。
王と巫女姫は生まれた時から既に定められた対であったのです。


さて。ある時代のある王の頃。
王とその巫女姫が護るこの小さな王国に一人の若者が辿り着きました。
海に浮かぶこの島には時折、他の国々から人が訪れます。
ある者は航海中の事故による放浪の末に、ある者は交易を求めて、ある者は自らの好奇心を満たす為に。
この若者は後者――閉ざされた王国の不思議な力に魅せられ訪れた旅人でした。

若者はその整った容姿のみならず、社交的な性格だった事もあり、瞬く間にこの王国に、ここで暮らす人々に溶け込みました。
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