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『CLOCK ZERO』の夢小説もどき。
風呂に入ってる時に唐突に浮かんだので文章にしてみた。
そしたら妙に長くなった(><)
んでも、鷹斗の未来パートをまだ全然見れていないので、結構色々と適当。
チラ見した情報のみを頼りにしております。
ヒロイン ≠ 主人公
鷹斗の幼馴染(主人公&理一郎に対抗して/笑)
自己憐憫に近くてちょっとうざいです。ご注意!
風呂に入ってる時に唐突に浮かんだので文章にしてみた。
そしたら妙に長くなった(><)
んでも、鷹斗の未来パートをまだ全然見れていないので、結構色々と適当。
チラ見した情報のみを頼りにしております。
ヒロイン ≠ 主人公
鷹斗の幼馴染(主人公&理一郎に対抗して/笑)
自己憐憫に近くてちょっとうざいです。ご注意!
人の怒声と足音と、何かが壊れるような音。甲高い音、鈍い音。
入り乱れる音の嵐の中で確かに聞こえた…声。
子供の頃からずっと傍にあった、いつもどんな事だあっても離れるはずなんてないと、そう信じて疑わなかった大切な、それ。
思わず、惹かれるように振り返ったその先に見た表情に、手に握られたモノに。
驚き、悲しいような苦しいような気持ちと共に、そっと瞳を伏せた。諦めの笑みで口元を飾って。
長いような短いような時間。いや、恐らくは自分が視覚し、瞳を伏せた次の瞬間には、だろう。
右肩より少し下の辺りに物凄い衝撃を受けて、そのまま後ろへと倒れ込んだ。
その時、友人達の叫び声が聞こえた気がするけれど、定かじゃない。
衝撃を受けた場所から感じる熱さと激痛に、神経が悲鳴を上げていて。
誰かが倒れた私の上半身を少し起こした気がする。
誰かが右肩の辺りに何かをしている気配がする。
誰かが必死に私に声を掛けていて、多分、私は少し微笑んだんだと思う。
全てが曖昧で、よく解らないけれど。
ただ、そのままフワリと意識が一瞬浮かんで、そして静かに落ちていった。
……夢を見た。
夢。いいえ、記憶?
登場人物は3人。
1人はお姫様。
9年前から眠り続けているお姫様。
誰よりも奇麗で皆に愛され続けている眠り姫。
もう1人は男の子。
頭が良くて優しくて、でもどこかに何かを置いてきてしまっていた男の子。
お姫様に会って、初めてそれらを見つけることが出来て嬉しそうだった。
彼女に逢えた事をとても喜んでいた。
お姫様を何よりも大切だと感じ始めていた男の子。
けれど、出会って暫く経った頃、お姫様は悪い魔女の呪いで眠りについてしまう。
彼女をどうしても起こしたくて、男の子は王子様になる事を決めた。
男の子が王子様になる為の手助けをしたのは1人の女の子。
女の子もお姫様が大好きだったら、彼女を助けたくて。
だから、男の子と一緒にその為の方法を探した。
――そう。
彼女を助けたい、その気持ちは私も同じだった。
現代の医療でどうにも出来ないなら、もっともっと研究をして、そうしていつか彼女を助け出せたらいい。
そう思って彼と共に研究に没頭した。
彼女が眠りについて既に数年が経過していた。
長すぎる時間に、彼女のご両親は本当の意味で眠らせてあげたいといつしか望むようになっていた。
それを無理に押し留めての研究だった。
けれど、どれだけシュミレーションを繰り返しても、研究を重ねても彼女を目覚めさせる方法は見つけられなくて。
ご両親の望む通りにしてあげるのが一番良いのではないかと私も思い始めた。
身体だけをこの世界に繋ぎとめてしまっている。それは彼女にとっても辛い事なのではないかと、そう思うようになっていた。
何度か、彼にも進言した事がある。
私たちの気持ちだけで無理に彼女をここに繋ぎとめておくのはいけないのではないだろうか、と。
彼女を何よりも大切に思っているご両親の考えに、今更ではあるが、賛成してあげるべきではないのか、と。
けれど彼は全く聞き入れてくれなくて。
病院に在った彼女の身体を攫って隠して。
気付いたご両親がどれだけ悲しんでいるのか、知らないはずはないのに全てを黙殺して。
ただ、『今の彼女』を助ける事だけに固執して。
憎しみに色を増した紅の瞳。構えられた銃口。躊躇いなく放たれた…殺意。
『気をつけて』
別の世界――10年前の世界の『私』が私にくれた忠告。
その意味を、理解していたはずだったのに。
今の私が彼にとってどんな存在であるか。きちんと理解していたはずだったのに。なのに私はどこか心の奥深くで思っていた。
「彼はずっと傍にいた幼馴染の私を傷つける事はしない」
――バカみたい。
そんな事、ありえるはずがないのに。
組織を――政府を抜けた時よりもずっとずっと、私は彼にとって『裏切り者』になっていたのに。
彼の想いを――それは狂気とも呼べるような――知っていたのに。
彼女に対する純粋であるが故に間違えてしまったそれを知っていたのに。
知りながらあちらとこちらの双方で邪魔をした私を許すはずなんてないと。
ちゃんと理解していたはずなのに。
なのに、どうしてそんな風に思ってしまっていたのだろう?
きっと10年前のあの世界の『私』はその思い込みに気付いていたのだろう。
だからあえて伝言としてでも私に忠告してきたのだ。
気付いてしまったから。
彼の望みを砕いてすぐに。目的を達せられぬまま、この歪んでしまった世界へと戻る事になってしまった彼の絶望を見て。
憎悪の向けられる先を確信してしまったから。
「気をつけて。他の何よりも。――彼に」
……幼馴染なんて、何の意味もない。
ずっと傍にいたって、意味なんてない。
そこに何が生まれるはずもない。
“あの時”から、それ以前からずっと、彼にとって大切だったのは彼女だけで。彼女への想いだけが大切にしまってあって。それ以外にはなくて。
それで良いって、思っていた。
彼女の事は私も大好きだったし。知り合ったのは少し遅かったけれど、一緒にいられたのは短かったけれど。それでも大切な友達だったから。
彼とは幼馴染としてのポジションで構わないってずっと思ってたから。それだけでしか、見てくれていない事を知っていたから。
例え幼馴染としてでも、確かに大切にしてくれている事を知っていたから。
だから、それで良いって、そう、思ってた。
でも。
でも、もう良いわ。
これで最後にした。
私も、何もかも終わりにしたいの。
別の世界を犠牲にしても、彼女を助けようとする姿なんて見たくない。
誰に唆されたのだとしても、そんな事までしてしまう彼を見たくない。
そうすることで、別の世界に生きている『彼女』自身の命を奪ってしまうのだという事に気付かない、貴方を見たくない。
引き金に憎しみ宿る指をかける貴方を…私なんて要らないんだとそう無言で語る貴方を。
その心に、少しも私など残っていないのだと。
自分が彼にした『裏切り』を理解していたとしても。
それでも目の前で確認させられたくはなかった。
――ねぇ?
“あの時”私があの場所にいればよかったわね。
そうしたら、きっと彼女は助かっていたわ。
貴方もきっと本当の笑顔でいられた。
彼女と一緒に微笑みあって幸せに。
歯車は狂わずに針を進めていたでしょう。
ずっと、考えていたの。
どうして私がその場にいなかったんだろうって。
眠りについたのが私なら。
目覚めないのが私なら、こんな事にはならなかったでしょう?
――何もかも、終わりにするわ。
これで最後にする。
何も見たくない、知りたくない、気付きたくない。
悲しみなんて絶望なんて感じたくない。
だからお願い、【かみさま】。
このまま 私を 永遠に 眠らせて
入り乱れる音の嵐の中で確かに聞こえた…声。
子供の頃からずっと傍にあった、いつもどんな事だあっても離れるはずなんてないと、そう信じて疑わなかった大切な、それ。
思わず、惹かれるように振り返ったその先に見た表情に、手に握られたモノに。
驚き、悲しいような苦しいような気持ちと共に、そっと瞳を伏せた。諦めの笑みで口元を飾って。
長いような短いような時間。いや、恐らくは自分が視覚し、瞳を伏せた次の瞬間には、だろう。
右肩より少し下の辺りに物凄い衝撃を受けて、そのまま後ろへと倒れ込んだ。
その時、友人達の叫び声が聞こえた気がするけれど、定かじゃない。
衝撃を受けた場所から感じる熱さと激痛に、神経が悲鳴を上げていて。
誰かが倒れた私の上半身を少し起こした気がする。
誰かが右肩の辺りに何かをしている気配がする。
誰かが必死に私に声を掛けていて、多分、私は少し微笑んだんだと思う。
全てが曖昧で、よく解らないけれど。
ただ、そのままフワリと意識が一瞬浮かんで、そして静かに落ちていった。
……夢を見た。
夢。いいえ、記憶?
登場人物は3人。
1人はお姫様。
9年前から眠り続けているお姫様。
誰よりも奇麗で皆に愛され続けている眠り姫。
もう1人は男の子。
頭が良くて優しくて、でもどこかに何かを置いてきてしまっていた男の子。
お姫様に会って、初めてそれらを見つけることが出来て嬉しそうだった。
彼女に逢えた事をとても喜んでいた。
お姫様を何よりも大切だと感じ始めていた男の子。
けれど、出会って暫く経った頃、お姫様は悪い魔女の呪いで眠りについてしまう。
彼女をどうしても起こしたくて、男の子は王子様になる事を決めた。
男の子が王子様になる為の手助けをしたのは1人の女の子。
女の子もお姫様が大好きだったら、彼女を助けたくて。
だから、男の子と一緒にその為の方法を探した。
――そう。
彼女を助けたい、その気持ちは私も同じだった。
現代の医療でどうにも出来ないなら、もっともっと研究をして、そうしていつか彼女を助け出せたらいい。
そう思って彼と共に研究に没頭した。
彼女が眠りについて既に数年が経過していた。
長すぎる時間に、彼女のご両親は本当の意味で眠らせてあげたいといつしか望むようになっていた。
それを無理に押し留めての研究だった。
けれど、どれだけシュミレーションを繰り返しても、研究を重ねても彼女を目覚めさせる方法は見つけられなくて。
ご両親の望む通りにしてあげるのが一番良いのではないかと私も思い始めた。
身体だけをこの世界に繋ぎとめてしまっている。それは彼女にとっても辛い事なのではないかと、そう思うようになっていた。
何度か、彼にも進言した事がある。
私たちの気持ちだけで無理に彼女をここに繋ぎとめておくのはいけないのではないだろうか、と。
彼女を何よりも大切に思っているご両親の考えに、今更ではあるが、賛成してあげるべきではないのか、と。
けれど彼は全く聞き入れてくれなくて。
病院に在った彼女の身体を攫って隠して。
気付いたご両親がどれだけ悲しんでいるのか、知らないはずはないのに全てを黙殺して。
ただ、『今の彼女』を助ける事だけに固執して。
憎しみに色を増した紅の瞳。構えられた銃口。躊躇いなく放たれた…殺意。
『気をつけて』
別の世界――10年前の世界の『私』が私にくれた忠告。
その意味を、理解していたはずだったのに。
今の私が彼にとってどんな存在であるか。きちんと理解していたはずだったのに。なのに私はどこか心の奥深くで思っていた。
「彼はずっと傍にいた幼馴染の私を傷つける事はしない」
――バカみたい。
そんな事、ありえるはずがないのに。
組織を――政府を抜けた時よりもずっとずっと、私は彼にとって『裏切り者』になっていたのに。
彼の想いを――それは狂気とも呼べるような――知っていたのに。
彼女に対する純粋であるが故に間違えてしまったそれを知っていたのに。
知りながらあちらとこちらの双方で邪魔をした私を許すはずなんてないと。
ちゃんと理解していたはずなのに。
なのに、どうしてそんな風に思ってしまっていたのだろう?
きっと10年前のあの世界の『私』はその思い込みに気付いていたのだろう。
だからあえて伝言としてでも私に忠告してきたのだ。
気付いてしまったから。
彼の望みを砕いてすぐに。目的を達せられぬまま、この歪んでしまった世界へと戻る事になってしまった彼の絶望を見て。
憎悪の向けられる先を確信してしまったから。
「気をつけて。他の何よりも。――彼に」
……幼馴染なんて、何の意味もない。
ずっと傍にいたって、意味なんてない。
そこに何が生まれるはずもない。
“あの時”から、それ以前からずっと、彼にとって大切だったのは彼女だけで。彼女への想いだけが大切にしまってあって。それ以外にはなくて。
それで良いって、思っていた。
彼女の事は私も大好きだったし。知り合ったのは少し遅かったけれど、一緒にいられたのは短かったけれど。それでも大切な友達だったから。
彼とは幼馴染としてのポジションで構わないってずっと思ってたから。それだけでしか、見てくれていない事を知っていたから。
例え幼馴染としてでも、確かに大切にしてくれている事を知っていたから。
だから、それで良いって、そう、思ってた。
でも。
でも、もう良いわ。
これで最後にした。
私も、何もかも終わりにしたいの。
別の世界を犠牲にしても、彼女を助けようとする姿なんて見たくない。
誰に唆されたのだとしても、そんな事までしてしまう彼を見たくない。
そうすることで、別の世界に生きている『彼女』自身の命を奪ってしまうのだという事に気付かない、貴方を見たくない。
引き金に憎しみ宿る指をかける貴方を…私なんて要らないんだとそう無言で語る貴方を。
その心に、少しも私など残っていないのだと。
自分が彼にした『裏切り』を理解していたとしても。
それでも目の前で確認させられたくはなかった。
――ねぇ?
“あの時”私があの場所にいればよかったわね。
そうしたら、きっと彼女は助かっていたわ。
貴方もきっと本当の笑顔でいられた。
彼女と一緒に微笑みあって幸せに。
歯車は狂わずに針を進めていたでしょう。
ずっと、考えていたの。
どうして私がその場にいなかったんだろうって。
眠りについたのが私なら。
目覚めないのが私なら、こんな事にはならなかったでしょう?
――何もかも、終わりにするわ。
これで最後にする。
何も見たくない、知りたくない、気付きたくない。
悲しみなんて絶望なんて感じたくない。
だからお願い、【かみさま】。
このまま 私を 永遠に 眠らせて
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