夢小説のヒロインだったならば

ヒトが食い尽くし、破壊し続けた地球が、ほんの数百年程度で元に戻るはずもない。

あの美しい蒼の星は。
ヒトが全て消え失せなくては戻ってこない。

――この先も。
永遠に。

（だから）

だから
“世界”は

この星を
荒廃した地球を

地上から全てのヒトを


――消し去るのだ


ウチの夢小説のヒロインがあの『地球』を見て、その地に降り立ったら、呟くだろう（思うだろう）台詞。

この後アニメがどのように『地球』の結論を持ってくるかわかりませんが、夢小説のヒロインとして考えるならば地球崩壊になってます。
何もなくなった地球を再生する為に、この後何千年何万年と月日をかけて“世界”が力を尽くします。
“世界”は意思を持ち力を持つものとして実際に存在します。器となる肉体は持っていない、あくまでも霊的存在に近いものですが。
ヒロインとコンタクトを取る事はできますが、基本的にはあまりやりません。やっても最初の“契約”の時くらいです。それ以後も必要な時はヒロインが“力”を“世界”に分け与えますが、それ以外では無干渉を貫きます。

『地球へ…』の世界においては無干渉を貫く事が難しいのですが、それはやはり愛情が若干偏ってしまった為です。
愛しているんですよ。
ヒロインは。
ブルーをジョミーをフィシスをキースをこの“世界”に生きる全てのヒトを。全ての命を。
だから本音を言えば地球崩壊は避けたいところなのですが、彼女自身の立ち位置からすると「地球崩壊もやむなし」になってしまうのです。

―――って、何訳のわかんない説明入れてるんだろう。
別に夢小説を書く予定もないくせに。